科目紹介〜〜

3C病棟回復期リハビリ病棟

集合写真 仕事風景

当病棟は、平成26年10月に開設された30床の病棟です。
脳血管障害や整形外科疾患により治療や手術を受けた後には、様々な障害や機能低下が見られることがあります。そのような患者さんの低下した能力を回復させるために、症状が安定し始めた時期に、集中的にリハビリテーションを提供していく病棟です。
当病棟の平成28年度の在宅復帰率は84%となっており、退院後も在宅での評価や継続的なリハビリが必要と考えられる患者さんに対しては、訪問リハビリを導入しております。

対象の患者さんに対しては、退院後の生活を見据えた関わりが必要になります。そのためには、看護師間だけではなく、患者さんに関わる多職種との情報交換を大切にしています。カンフアレンスを定期的に行い、その中で目標の統一とリハビリ計画や、看護計画などを共有しております。
看護師は、リハビリの訓練時間の中で行う「できるADL」と病棟生活で行う「しているADL」に差がないように、個々に合わせた援助を行っております。内服に関しては、「FIM」で自己管理能力を評価しながら、自己管理につなげています。

リハビリを行っている時期にも患者さんは様々な苦痛や不安を抱えております。時には、リハビリに対する意欲が低下することもあります。そのような患者さんの思いを傾聴していき、不安を少しでも取り除けるように関わっています。

病棟にある小さな中庭には、花の種をまいたり水やりをする患者さんもいます。日常を取り戻すきっかけにもなり、患者さん同志の憩いのひとときにもなっています。

体調により手術ができず保存療法となった「腰椎圧迫骨折」「左大腿骨頸部骨折」の91歳の女性。ベッド上安静が続き、笑顔があまり見られませんでした。安静度が徐々に拡大していき、立位ができるようになり部屋の窓から外の景色を初めて見た時の嬉しそうな表情は忘れられません。車椅子で、自走している姿を見た時は、「生きるエネルギー」を感じました。自分の力で身体を動かすことの喜びを感じているように思いました。そのような回復過程に関われていることを、看護師として嬉しく思います。

4A病棟内科·小児科の急性期病棟

集合写真 仕事風景

4A病棟は内科急性期·小児病棟です。
肺炎・心不全の疾患の患者さんが多く、高齢者が多い病棟です。しかし、元気に回復され退院していく患者さんの姿を見ることは、大きな喜びと充実感を得ることができ、私たちはいつも看護の励みとしています。また、終末期の患者さんや、急性胃腸炎や急性肺炎など、持続点滴が必要な小児も受け入れます。(小児科はお母さんも一緒に数日入院していただくようになっています。) このように、様々な症状の患者さんを受けていますので、幅広い分野でのスキルが求められます。

患者さんのケアや治療を行う上で大切にしていることは、患者さんやご家族を尊重する気持ちです。ベット上で過ごす患者さんが多いので、病状が安定した時は車椅子に乗車し、ベッドから離れて、明るい場所で食事を摂っていただくなど、気分転換できるよう努めています。

終末期の患者さんが入院された時のことです。
在宅の看取りを希望していた患者さん。刻々と迫る状態のなか、訪問看護師と医師とが連携して、ご本人、ご家族が希望する最期を過ごしていただくことができました。ご家族より感謝の言葉をいただき、病棟スタッフもまた、ご本人が待ち望んでいた自宅に戻れて嬉しく感じました。

スタッフの平均年齢は33歳です。いつでも協力し合いながら、和気あいあいとした雰囲気の中で日々仕事をしています。個々の色を活かしながら、チームワークを大切にしている病棟です。人数が少ない時、業務が忙しい中でも声をかけやすい雰囲気を保ち、何でも相談できる体制づくりを心がけています。

スタッフ同士の交流ができるよう、納涼会・新年会・忘年会を行い、ワイワイ楽しい時間を過ごしています。また、仕事が早く終わった時は、何人かのスタッフが集まり、皆でテーマパークや焼き肉に行き、リフレッシュしています。

4C病棟緩和ケア病棟

集合写真 仕事風景

(症状のコントロールを必要とする患者さんや、自宅で療養されている患者さんなどの)ご家族に向けたレスパイトケアを行っています。
緩和ケア病棟は平成29年4月で2年が経ち、行事も定期的に行えるようになりました。1日のスケジュールを個々の患者さんに合わせ、看護師がケアを行っています。専従医師とコメディカルとよくカンファレンスをしながら、苦痛に対して迅速に対応しています。

患者さんだけでなく、ご家族ともよく話をして精神的ケアも大切にしています。ご家族も患者さんと同じように、苦しみ・悲しみを抱えていらっしゃいます。じっくり話をしながら、たとえ短い時間でも穏やかに過ごせるよう援助しています。最期の時まで、その方らしくいられるよう、力を尽くしていくことが私たちの目標です。

入院患者さんが四季を感じられるように、また、ご家族との思い出作りのために行事を行っています。特に「夏祭り」と「クリスマス」は盛大に企画。私たちスタッフも楽しみながら開催しています。普段見られない患者さんの笑顔を見ると、私たちもつられて笑顔に。その様子を写真集にしてスタッフに配布しているので、思い出が形となって毎年増えていっています。

患者家族支援科・訪問看護

集合写真 カンファレンス

患者家族支援科

入院・転院の相談や、他科受診・急変時の転院手配などを行なっています。
患者さんが安心して療養生活を送れるよう、相談員は社会福祉の立場から相談をお受けしています。患者さんのほとんどが、不安を抱えて入院されます。職員は、そのお気持ちを少しでも和らげることができればと思いながら話を伺います。「この間はありがとう」という言葉が、私たちのやりがいです。何事も決めるのは患者さんとご家族。後悔しない選択ができるよう、いつでも、お手伝いさせていただきます。

ご本人・ご家族に向けたサポートのほか、関係先との連絡調整も私たちの仕事。必要な医療をスムーズに提供できるよう、近隣病院や在宅医、施設と密な連携を心がけています。また、行政などと調整を図り、問題解決のお手伝いをすることも重要な役目です。

訪問看護室

訪問看護室は訪問看護に加え、訪問診療の運営管理も行っています。
訪問診療医との密な連携により、医療依存度の高い利用者様の在宅早期受け入れや、在宅看取り(高齢者から末期がん、難病の方)を積極的に実践しております。訪問看護ステーションとは異なり、「入院患者の在宅移行時、早期受け入れ」、「在宅サービス利用者の病状変化時の病院との連携」など、早急な対応が当院の強みです。平成28年度には、25名の患者さんの在宅看取りに立ち会いました。

利用者様の立場にたったケアを提供するため、利用者様やご家族の自尊心、自立心を尊重し、訪問看護を実践していきます。看護師は医療的視点を利用者様やご家族へ押し勧めがちになります。訪問看護室では、「ケアする場所は病院ではない。利用者様とご家族が長年すごして生活の場である」ことを念頭に置き、主体的なセルフケアができるよう支援する事を第一に考え、在宅療養を支えております。

仕事風景

「家に帰りたい」と望む患者さん、「家に帰して、一緒に暮らしたい」と望むご家族。その想いに応えるために訪問看護師として日々、病院内、地域の中を動き回っています。想いを叶えられた時、感謝の言葉をたくさん頂き、訪問看護師のやりがいを感じながら看護を実践しています。特に在宅看取りでは、病院内では考えられない奇跡の連続です。命の尊厳を肌で感じ、一人の人間として成長する日々です。

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